「あいつは火が点くと厄介な奴だって、お前の方がよくわかってるだろ。変に煽るな。誰が後始末すると思ってるんだ」
「後始末は本人達がすればいいと思うけど、その言い方だと透也がやってあげたいんだよね。大丈夫、止めないよ。存分に香月ちゃんのポイントを稼いで」
「……お前、いい加減にしないと本気で怒るぞ」
ふっ、と押し殺したような笑い声が微かに聞こえて、伏見は勢いよくそちらを向く。
伏見の視線の先にいた田仲は、「なんすか?」とすっとぼけた笑顔で小首を傾げた。
「お前らは二人揃うと厄介にもほどがある……」
そう言って深いため息をつきながら、伏見は自分の席へと戻る。
それを目で追った笹崎は、伏見が腰を下ろしたところで口を開いた。
「実際のところ、透也はどう思ってるの?」
「……逢坂のことだったらいい加減に――」
「そっちはもう知ってるから。じゃなくて、新聞部のこと」
知ってるって何をだ!と噛みつく伏見をさらりと無視して、笹崎は続ける。
「後始末は本人達がすればいいと思うけど、その言い方だと透也がやってあげたいんだよね。大丈夫、止めないよ。存分に香月ちゃんのポイントを稼いで」
「……お前、いい加減にしないと本気で怒るぞ」
ふっ、と押し殺したような笑い声が微かに聞こえて、伏見は勢いよくそちらを向く。
伏見の視線の先にいた田仲は、「なんすか?」とすっとぼけた笑顔で小首を傾げた。
「お前らは二人揃うと厄介にもほどがある……」
そう言って深いため息をつきながら、伏見は自分の席へと戻る。
それを目で追った笹崎は、伏見が腰を下ろしたところで口を開いた。
「実際のところ、透也はどう思ってるの?」
「……逢坂のことだったらいい加減に――」
「そっちはもう知ってるから。じゃなくて、新聞部のこと」
知ってるって何をだ!と噛みつく伏見をさらりと無視して、笹崎は続ける。



