青春の軌跡!

最初の方は気持ちよく聞いていた逢坂と外崎だったが、“強いて言うなら”の部分に、主に外崎の視線が険しくなって、結城は思わず目を逸らす。
そんな二人の無言のやり取りに構わず、笹崎は「じゃあ次は由人くんいく?」と顔だけで田仲を振り返る。

「そうっすねー、オレそんなこと言ったっけかな?と思うようなことがそれっぽく書いてあって、さすがはゴシップ系新聞部って感じっすね。オレのことを多少なりとも知っている人なら首を傾げそうな内容っすけど、なんにも知らない人達が読んだら快く投票してくれそうな内容になってるんで、いいんじゃないっすか」

「……誰がゴシップ系新聞部よ」

逢坂の唸るような声を、笹崎はさらりと無視して「じゃあ次透也」。