青春の軌跡!

「そんな怒んないでさー、真木。えーとなんだっけ、プレッシャー?オレは感じたことないなー。だってさ、笹崎センパイが“歴代最高の生徒会長”とか言われていたとしたって、別にオレには関係なくない?それは笹崎センパイに対する評価であって、それに対してオレが何か感じる必要性は全くないと思ってるんだけど」

そういう考えでもなければ、そもそも立候補なんてしないよなと、石田は改めて聞く相手を完全に間違えたことを認識した。

「でも真木は、プレッシャー感じてるんだ」

「田仲くんみたいなのの方が少数派だと思うけどね」

そうかな?と首を傾げる田仲の姿が、石田の視界の端に映る。

「別に真木だって、センパイの後任なんだからって気張らなくてよくない?そういうことで悩むよりもさ、自分が上に立つ立場になったらどうしていくかってことを考えた方がいいと思うけど」

パソコンの画面から田仲へと、石田は視線を移す。