「いっしー先輩……、ナイスファイトでした」
控えめな声量で労い、ぐっと両手の拳を握る外崎。それを見て小さく笑みを零した逢坂は「ああ、そうだ愛梨」と思い出したように声をかけた。
「ミルクティーとココア、どっちがいい?」
こてっと首を傾げる外崎に見えるように、逢坂は鞄から取り出した二つの缶を机に並べる。
石田が握っているカフェオレも合わせて、これは逢坂が自分の分と後輩達への差し入れを兼ねて自動販売機で買って来た物だった。
「頂いていいんですか?」
「もちろん。そのために買って来たんだから」
顔いっぱいに嬉しそうな笑みを浮かべた外崎は、腕を伸ばして「いただきます!」とココアの缶を手に取った。
「ホットを買ったんだけど、ちょっと冷めちゃったかも」
「全然平気です!わたし、猫舌なので」
いただきます!と元気よく言って、外崎はプルタブを開けた。それを見て逢坂も、一つ残ったミルクティーを手に取ってプルタブを開ける。
そのプルタブを開ける音にか、それとも直前の外崎の元気のいい声に反応したのか、ここで石田がむくりと起き上がる。
控えめな声量で労い、ぐっと両手の拳を握る外崎。それを見て小さく笑みを零した逢坂は「ああ、そうだ愛梨」と思い出したように声をかけた。
「ミルクティーとココア、どっちがいい?」
こてっと首を傾げる外崎に見えるように、逢坂は鞄から取り出した二つの缶を机に並べる。
石田が握っているカフェオレも合わせて、これは逢坂が自分の分と後輩達への差し入れを兼ねて自動販売機で買って来た物だった。
「頂いていいんですか?」
「もちろん。そのために買って来たんだから」
顔いっぱいに嬉しそうな笑みを浮かべた外崎は、腕を伸ばして「いただきます!」とココアの缶を手に取った。
「ホットを買ったんだけど、ちょっと冷めちゃったかも」
「全然平気です!わたし、猫舌なので」
いただきます!と元気よく言って、外崎はプルタブを開けた。それを見て逢坂も、一つ残ったミルクティーを手に取ってプルタブを開ける。
そのプルタブを開ける音にか、それとも直前の外崎の元気のいい声に反応したのか、ここで石田がむくりと起き上がる。



