「何かもっと別の質問はないの?」
別のですか……と逢坂の問いに力なく答えた石田は
「じゃあ……、現生徒会長の笹崎先輩と、副会長の伏見先輩は、田仲くんにとってどんな存在?」
「笹崎センパイは得体が知れない、伏見センパイは口煩い真面目」
返ってきた答えに、石田は机に突っ伏したくなったし、逢坂は額に手を当てて深く息を吐いた。
「部長……僕は心が折れそうです」
「……しっかりしなさい石田、ここで負けるわけにはいかないでしょ」
そう、負けるわけにはいかない。心が折れている場合ではない。
これはいつもの生徒会からの依頼とは少し違う、新聞部の未来をかけた作品作りでもあるのだから。
「よし、こうしよう!そいつに真面目に答えさせるのは諦めて、そいつの答えを、嘘にならない程度になんかいい感じに整えるの。伏見に目を付けられない感じに」
「……なんかいい感じ、ですか?」
石田が困惑気味に問い返すと、「そう例えば」と逢坂は立ち上がってホワイトボードに向かうと、空いている部分にペンを走らせる。
別のですか……と逢坂の問いに力なく答えた石田は
「じゃあ……、現生徒会長の笹崎先輩と、副会長の伏見先輩は、田仲くんにとってどんな存在?」
「笹崎センパイは得体が知れない、伏見センパイは口煩い真面目」
返ってきた答えに、石田は机に突っ伏したくなったし、逢坂は額に手を当てて深く息を吐いた。
「部長……僕は心が折れそうです」
「……しっかりしなさい石田、ここで負けるわけにはいかないでしょ」
そう、負けるわけにはいかない。心が折れている場合ではない。
これはいつもの生徒会からの依頼とは少し違う、新聞部の未来をかけた作品作りでもあるのだから。
「よし、こうしよう!そいつに真面目に答えさせるのは諦めて、そいつの答えを、嘘にならない程度になんかいい感じに整えるの。伏見に目を付けられない感じに」
「……なんかいい感じ、ですか?」
石田が困惑気味に問い返すと、「そう例えば」と逢坂は立ち上がってホワイトボードに向かうと、空いている部分にペンを走らせる。



