青春の軌跡!

「僕だって適当だったから、都合が良かったでしょ?」

「あんたのは適当って言わないのよ。新聞部を生徒会の使いっぱしりにしたこと、一生忘れないからね」

「それって、僕のこと一生忘れないよってこと?プロポーズかな、透也になんて言おう」

「っ!!?なんでそうなるのよ!!ていうか、さっきから何で伏見が出てくるのよ!」

喚く逢坂を見て、笹崎が可笑しそうに笑う。そこに、逢坂の背後のドアがガラッと開いて、苦笑する佐々木が現れた。

「二人共、仲がいいのは結構だけど、廊下は声が響くってこと忘れないでね」

きっと、喚いていた逢坂の声が主に響いていたのだろう。逢坂は素直に「すみませんでした」と頭を下げる。
その横で笹崎も、「気を付けます」と笑顔で答えた。