はーあ、とため息交じりに田仲が椅子を片付けてドアへと向かう。
なんやかんやと駄々をこねるかと思ったが、随分と素直に立ち去ろうとしていることに、石田は若干驚いた。
「あんたね、間違ってもここで暇潰ししてましたなんて言うんじゃないわよ」
「言わないっすよ。言ったら、今度から真っ先にここに捜しに来るじゃないっすか。オレの安全な避難場所がなくなるのは困るんで」
ドアの前で外の気配を探ったところで、田仲は部室を出て行く。ドアを閉める直前に「じゃあまたー」と笑顔で手を振るのを見て、思わず石田の口からため息が漏れた。
しかしため息を漏らしたのは石田だけではなかったようで、三人分の息を吐く音が部室に響く。
「……あれが次期生徒会長か」
「この学校もお終いですよね……」
「その前に、このままだと田仲くんの分だけ紹介文が完成しないよ……」
また、三人揃って大きなため息。
「とりあえず、奴をどうするかを考えながら、同時進行で進めていきましょう。どうしてもの時は、同じ中学だった人とかいるでしょ。その人達をとっ捕まえて、あいつの恥ずかしい過去を聞いて、それを記事にしてやりましょ」
「いいですね!むしろそれでいきましょうよ部長」
なんやかんやと駄々をこねるかと思ったが、随分と素直に立ち去ろうとしていることに、石田は若干驚いた。
「あんたね、間違ってもここで暇潰ししてましたなんて言うんじゃないわよ」
「言わないっすよ。言ったら、今度から真っ先にここに捜しに来るじゃないっすか。オレの安全な避難場所がなくなるのは困るんで」
ドアの前で外の気配を探ったところで、田仲は部室を出て行く。ドアを閉める直前に「じゃあまたー」と笑顔で手を振るのを見て、思わず石田の口からため息が漏れた。
しかしため息を漏らしたのは石田だけではなかったようで、三人分の息を吐く音が部室に響く。
「……あれが次期生徒会長か」
「この学校もお終いですよね……」
「その前に、このままだと田仲くんの分だけ紹介文が完成しないよ……」
また、三人揃って大きなため息。
「とりあえず、奴をどうするかを考えながら、同時進行で進めていきましょう。どうしてもの時は、同じ中学だった人とかいるでしょ。その人達をとっ捕まえて、あいつの恥ずかしい過去を聞いて、それを記事にしてやりましょ」
「いいですね!むしろそれでいきましょうよ部長」



