「あんた、今すぐ生徒会室に戻れ」
田仲をびしっと指差した逢坂が、その指をドアの方へと向ける。
「ええー、なんでっすか」
田仲の不満げな声に答える前に、逢坂は手にしていたスマートフォンにちらりと視線を落とした。
「姿の見えないあんたを伏見が捜してるのよ。ここに来られるのは絶対に嫌だから今すぐ行け」
逢坂が話の最中にちらちらとスマートフォンを見ていることに、田仲も気が付いたのだろう。「それって誰情報っすかー?」と問いかける。
「誰だっていいでしょ。とにかく早く戻りなさいよ」
そうだそうだー!と外崎が横から声を上げる中、田仲がため息と共に立ち上がる。
「あーあ、せっかく真木と楽しくお喋りしてたのに。ほんと伏見センパイってタイミング悪いって言うか。それをわざわざセンパイに連絡する笹崎センパイも笹崎センパイっすよね。上手いこと伏見センパイに言っといてくれたらいいのに」
「ちょっと、連絡寄越したのが奏太郎だなんて一言も言ってないでしょ!」
「いや、むしろ笹崎センパイしかいないでしょ。相変わらず仲がよろしいことで」
田仲をびしっと指差した逢坂が、その指をドアの方へと向ける。
「ええー、なんでっすか」
田仲の不満げな声に答える前に、逢坂は手にしていたスマートフォンにちらりと視線を落とした。
「姿の見えないあんたを伏見が捜してるのよ。ここに来られるのは絶対に嫌だから今すぐ行け」
逢坂が話の最中にちらちらとスマートフォンを見ていることに、田仲も気が付いたのだろう。「それって誰情報っすかー?」と問いかける。
「誰だっていいでしょ。とにかく早く戻りなさいよ」
そうだそうだー!と外崎が横から声を上げる中、田仲がため息と共に立ち上がる。
「あーあ、せっかく真木と楽しくお喋りしてたのに。ほんと伏見センパイってタイミング悪いって言うか。それをわざわざセンパイに連絡する笹崎センパイも笹崎センパイっすよね。上手いこと伏見センパイに言っといてくれたらいいのに」
「ちょっと、連絡寄越したのが奏太郎だなんて一言も言ってないでしょ!」
「いや、むしろ笹崎センパイしかいないでしょ。相変わらず仲がよろしいことで」



