「ありがとうございます、部長。じゃあ僕はその間に、最後の一人の攻略法を考えます」
「そうね、それがいいと思う。ところで愛梨、やたらと奏太郎の写真が多いのはなんなの?なんでかピントは……あれこれ私を撮ってるのか?ピントがほとんど私に合ってる」
「え!?あ!それは、えっと、あの……ぶ、部長のお姿を写真に収めていたら、たまたまその人が写り込んでいただけです!!」
いまいち納得は出来ないが、まあいいことにしたのだろう。逢坂が「へー、そう」と返して作業に戻る。
そんな逢坂と外崎のやり取りを聞き流しながら、田仲の攻略法を考える石田。
「センパイってば、突然やる気出しちゃってどうしたの?引退の自覚がようやく芽生えた?」
隣からの声に、石田は最早隠すこともなくうんざりした顔を向ける。
「そういうのさ、思ってもここで言わないでもらえる。外崎さんに聞こえると困るんだから。あれで部長のことになるとほんとに過激なんだから」
同じ過激派でも、新聞部のことを大切に思っている逢坂は多少なりとも理性が働くが、逢坂が全てで、大切度で言ったら新聞部よりも断然逢坂が上に来る外崎は、やる時はやってしまう子なのだ。
「そうね、それがいいと思う。ところで愛梨、やたらと奏太郎の写真が多いのはなんなの?なんでかピントは……あれこれ私を撮ってるのか?ピントがほとんど私に合ってる」
「え!?あ!それは、えっと、あの……ぶ、部長のお姿を写真に収めていたら、たまたまその人が写り込んでいただけです!!」
いまいち納得は出来ないが、まあいいことにしたのだろう。逢坂が「へー、そう」と返して作業に戻る。
そんな逢坂と外崎のやり取りを聞き流しながら、田仲の攻略法を考える石田。
「センパイってば、突然やる気出しちゃってどうしたの?引退の自覚がようやく芽生えた?」
隣からの声に、石田は最早隠すこともなくうんざりした顔を向ける。
「そういうのさ、思ってもここで言わないでもらえる。外崎さんに聞こえると困るんだから。あれで部長のことになるとほんとに過激なんだから」
同じ過激派でも、新聞部のことを大切に思っている逢坂は多少なりとも理性が働くが、逢坂が全てで、大切度で言ったら新聞部よりも断然逢坂が上に来る外崎は、やる時はやってしまう子なのだ。



