青春の軌跡!

まあ石田と外崎の場合は、生徒会、特に笹崎や伏見に声をかけられた場合は断ることなど出来ないので、ついて行かざるを得ないのだけれど。

「まったく……新聞部は生徒会の使いっぱしりじゃないってのよ!新聞部への依頼だって言うならまだしも、あいつら“お手伝い”とか体のいい呼び方して、結局は自分達に都合のいいパシリとしか思ってないんだから腹が立つ」

逢坂が腹立たしげに拳で机を打つ。古い物なのでもっと大事に使って下さいとは、流石に石田もこの空気では言えない。

「でもほら、ものは考えようですよ部長。僕達は使われているんじゃなくて、生徒会から新聞部への依頼をこなしているんだって思えば」

「思ったところで腹は立つ」

ならばもうどうしようもないが、そうは言っても逢坂だって理解していないわけではないのだ。
生徒会の助けがなければ存続出来ない、新聞部の現状を。
まあそんな現状に納得出来ないから、何度だって生徒会室に乗り込んで行くのだろうが。