「あっ、部長!お疲れ様です」
「お疲れ様。随分と時間がかかって、…………」
部室のドアを開けた途端、そこに逢坂の姿を見付けた外崎の笑顔が弾ける。
それに答えながら顔を上げた逢坂は、外崎の後ろからげんなりした顔で入って来た石田を見て言葉が止まった。
「……お疲れ様です、部長」
「お疲れ様っすセンパイ」
「……なんで連れて来てるのよ」
石田がげんなりしている理由は、最後に部室に入って来た人物を見て理解した。
「連れて来たんじゃありません、勝手について来たんですよ!結城のインタビューが終わって、結構時間使っちゃったから今日はこの辺でっていっしー先輩が解散にしたんですけど、生徒会室に戻ったと思ったこの人がいつの間にかあとをつけて来てたんです!最早ストーカーです」
「ストーカーとは心外な。生徒会室行ったら丁度伏見センパイがいなかったんで、これはチャンスと思って遊びに来ただけだから」
「これだけいっしー先輩を疲れ果てさせてもまだ満足出来ませんか!」
「じゃあ次はセンパイに相手してもらおっかなー」
「部長に舐めたことしたら、生まれて来たことを後悔させてやりますからね」



