「ところで、今日センパイは?一緒じゃないの?」
「部長は佐々木先生と面談があるから遅れるって。先に進めておくよう言われたから、今日は僕達二人」
「なんかやらかした?」
わくわくしたような顔でそんなことを聞いてくる田仲は、失礼にもほどがある。
「進路のことだよ。佐々木先生は部長の担任だし」
「あー、進路か」
田仲は当てが外れてどこかつまらなそうに呟く。
「そういえばセンパイって、進路どうすんの?」
「個人情報だから、僕の口からは言えない」
言えないというか、言いたくないが正しい。
別に逢坂から口止めされているわけでもないが、人の内側に土足で入り込んで笑顔で暴れ回るような輩に、出来るだけ情報を与えたくなかった。
「そんな寂しいこと言わずにさー、オレと真木の仲じゃんかー」
「大した仲でもないでしょ。同じ二年生ってだけで」
「つれないなー真木は。大親友じゃん?オレら」
「はあ!?てか、引っ付くな!」
仲良しのしるしー!なんてふざけたことを言いながら、田仲が石田の首元に腕を回して抱き着く。
「部長は佐々木先生と面談があるから遅れるって。先に進めておくよう言われたから、今日は僕達二人」
「なんかやらかした?」
わくわくしたような顔でそんなことを聞いてくる田仲は、失礼にもほどがある。
「進路のことだよ。佐々木先生は部長の担任だし」
「あー、進路か」
田仲は当てが外れてどこかつまらなそうに呟く。
「そういえばセンパイって、進路どうすんの?」
「個人情報だから、僕の口からは言えない」
言えないというか、言いたくないが正しい。
別に逢坂から口止めされているわけでもないが、人の内側に土足で入り込んで笑顔で暴れ回るような輩に、出来るだけ情報を与えたくなかった。
「そんな寂しいこと言わずにさー、オレと真木の仲じゃんかー」
「大した仲でもないでしょ。同じ二年生ってだけで」
「つれないなー真木は。大親友じゃん?オレら」
「はあ!?てか、引っ付くな!」
仲良しのしるしー!なんてふざけたことを言いながら、田仲が石田の首元に腕を回して抱き着く。



