「部長を睨んだって、あの男……許すまじ」
ぎりっと音が聞こえそうなほど歯を食いしばる外崎からは、殺気すら感じられる。
このまま放っておくと今にも生徒会室に向かって走り出しそうなので、石田は慌てて話を変えた。
「でも、今度の選挙に立候補している人達は、みんな穏やかそうな見た目をしていますよ。さっき会って来た一年生二人も、取材なんて緊張するって恥ずかしそうに笑うところが初々しくて」
ね?外崎さん。と話を振ると、外崎は溢れ出る殺気を引っ込めて「確かにそうでしたね」と答える。
「写真撮る時も、普通にしてていいですよって言ったけど、ほとんど笑顔でした。はにかんでる感じの。真面目な顔が出来なくてすみませんって逆に謝られたくらいです。なんか、緊張すると笑っちゃうらしくて」
「逆にもう一人は、緊張でがちがちだったよね。楽にしていいよって言うほど力が入っちゃって」
ぎりっと音が聞こえそうなほど歯を食いしばる外崎からは、殺気すら感じられる。
このまま放っておくと今にも生徒会室に向かって走り出しそうなので、石田は慌てて話を変えた。
「でも、今度の選挙に立候補している人達は、みんな穏やかそうな見た目をしていますよ。さっき会って来た一年生二人も、取材なんて緊張するって恥ずかしそうに笑うところが初々しくて」
ね?外崎さん。と話を振ると、外崎は溢れ出る殺気を引っ込めて「確かにそうでしたね」と答える。
「写真撮る時も、普通にしてていいですよって言ったけど、ほとんど笑顔でした。はにかんでる感じの。真面目な顔が出来なくてすみませんって逆に謝られたくらいです。なんか、緊張すると笑っちゃうらしくて」
「逆にもう一人は、緊張でがちがちだったよね。楽にしていいよって言うほど力が入っちゃって」



