「生徒会室か……。伏見先輩は絶対いるだろうし、笹崎先輩もたぶんいるよね」
「伏見先輩は、また玄関で仁王立ちしている可能性もあるのでは?」
「ああ、なるほど」
確かに伏見は、田仲を捕まえるために玄関で待ち構えている可能性がある。
「いるのが結城くんだけっていう状況がほんとはベストなんだよね……。伏見先輩はまあいいとしても、笹崎先輩と田仲くんがいるのはちょっと……」
逢坂は誰よりも伏見がいることを嫌がるが、石田的には笹崎や田仲の方が嫌だった。
「いっしー先輩、いつも押し負けてますもんね。会長とサボり魔先輩に」
「……外崎さんだってそうでしょ?」
「あたしは、押されはしても負けてません」
負けん気が強い外崎が、ぐっと拳を握ってみせる。
「必要があれば、部長のためにいつでもこの拳をふるう覚悟があります」
「……まずは話し合いから始めようよ。ちょっと血の気盛ん過ぎだよ」
逢坂といい外崎といい、新聞部の女子は口より先に手で行こうとする傾向にある。
そんな話をしながら、石田と外崎はひとまず生徒会室を目指して歩く。一年生の教室がある一階から、階段を上って三階へ。
「伏見先輩は、また玄関で仁王立ちしている可能性もあるのでは?」
「ああ、なるほど」
確かに伏見は、田仲を捕まえるために玄関で待ち構えている可能性がある。
「いるのが結城くんだけっていう状況がほんとはベストなんだよね……。伏見先輩はまあいいとしても、笹崎先輩と田仲くんがいるのはちょっと……」
逢坂は誰よりも伏見がいることを嫌がるが、石田的には笹崎や田仲の方が嫌だった。
「いっしー先輩、いつも押し負けてますもんね。会長とサボり魔先輩に」
「……外崎さんだってそうでしょ?」
「あたしは、押されはしても負けてません」
負けん気が強い外崎が、ぐっと拳を握ってみせる。
「必要があれば、部長のためにいつでもこの拳をふるう覚悟があります」
「……まずは話し合いから始めようよ。ちょっと血の気盛ん過ぎだよ」
逢坂といい外崎といい、新聞部の女子は口より先に手で行こうとする傾向にある。
そんな話をしながら、石田と外崎はひとまず生徒会室を目指して歩く。一年生の教室がある一階から、階段を上って三階へ。



