青春の軌跡!

「……一人で大丈夫ですか?」

石田の心配げな問いに、逢坂は心外だとばかりに言い返す。

「大丈夫に決まってるでしょ、私は部長よ?それに、万が一生徒会の奴らに反対されても、先生から許可が出ているって伝えていいことになってるし。ですよね?先生」

逢坂の確認に、佐々木は頷く。

「案を出したのは僕だからね。もちろん、伝えてくれて構わないよ」

ほら、と逢坂。しかしそれでも、石田の心配は収まらない。
話をする相手は笹崎でも、そこに伏見がいれば黙っているわけもないし、今日は新聞部の部室に来ていない田仲だって生徒会室にいる可能性がある。
逢坂をからかって遊ぶことを覚えてしまった田仲も混ざれば、逢坂一人で穏便に話を済ませられるとはとても思えない。

「やっぱり、僕も一緒に……」

「え!だったらあたしだって部長と一緒がいいです」

「私はそんなに信用がないか」