がたんと椅子を鳴らして立ち上がる外崎に、「外崎さん落ち着いて」と石田。
逢坂のことになると外崎は暴走しがちなので、飛び掛かったりしないように気を付けなければならない。
「忙しいの?昨日は随分と暇そうだったけど」
「だから、暇じゃないんです!そんな風に見えるのは、部長が優秀だからです」
「反応に関しては確かに優秀だよね。真木と同じで面白い」
「いっしー先輩!!この人部長に対してものすっごく失礼です!無礼者です!」
石田も巻き添えを食って小馬鹿にされているのだが、外崎にとってそこは割とどうでもいいようだ。
いや、どうでもいいというよりは、逢坂がバカにされているという部分が大き過ぎて、石田の名前も挙がっていることが頭に入っていないのかもしれない。
「外崎さん、わかったから一旦落ち着いて」
石田は外崎を宥めつつ、田仲のことは鋭い視線で睨み付ける。
もちろんそれで大人しく田仲が黙るわけもなく、笑顔で「怒った?」などと訊いてくるから、石田はますますイラっとした。
だが、ここで怒りの感情を表に出すのは得策ではない。田仲はきっと、反応が大きければ大きいほど喜ぶはずだ。
そして喜んだ田仲は、普段よりもっと質が悪い。
逢坂のことになると外崎は暴走しがちなので、飛び掛かったりしないように気を付けなければならない。
「忙しいの?昨日は随分と暇そうだったけど」
「だから、暇じゃないんです!そんな風に見えるのは、部長が優秀だからです」
「反応に関しては確かに優秀だよね。真木と同じで面白い」
「いっしー先輩!!この人部長に対してものすっごく失礼です!無礼者です!」
石田も巻き添えを食って小馬鹿にされているのだが、外崎にとってそこは割とどうでもいいようだ。
いや、どうでもいいというよりは、逢坂がバカにされているという部分が大き過ぎて、石田の名前も挙がっていることが頭に入っていないのかもしれない。
「外崎さん、わかったから一旦落ち着いて」
石田は外崎を宥めつつ、田仲のことは鋭い視線で睨み付ける。
もちろんそれで大人しく田仲が黙るわけもなく、笑顔で「怒った?」などと訊いてくるから、石田はますますイラっとした。
だが、ここで怒りの感情を表に出すのは得策ではない。田仲はきっと、反応が大きければ大きいほど喜ぶはずだ。
そして喜んだ田仲は、普段よりもっと質が悪い。



