「笹崎センパイって、ひとを怒らせて楽しんでる節があるっすからね。怖い人っすよ」
「そういうところが嫌いなのよ」
「その“嫌い”は、好きの裏返し的なあれっすか?」
「二度とそんなふざけたこと言えなくしてやるから表に出なさい」
「遠慮しときまーす」
人を食ったような態度は、田仲も笹崎に負けていない。どちらが上かと訊かれれば、笹崎に軍配が上がるけれど。
「あんたってさ、実は奏太郎と血が繋がってたりしないわけ?」
「笹崎センパイと?なんすかその恐ろしい質問。あの人と同じ血族とか怖過ぎでしょ」
「ムカつくところがそっくりだから」
冗談でもきついっす、と答える田仲は、どうやら本気で恐ろしいと思っているようだ。
「うちの一年だったら、笹崎センパイと同じ血族なんて泣いて喜びそうっすけど。あいつ笹崎センパイの熱狂的なファンなんで」
「……趣味悪いわね、おたくの一年」
「そういうところが嫌いなのよ」
「その“嫌い”は、好きの裏返し的なあれっすか?」
「二度とそんなふざけたこと言えなくしてやるから表に出なさい」
「遠慮しときまーす」
人を食ったような態度は、田仲も笹崎に負けていない。どちらが上かと訊かれれば、笹崎に軍配が上がるけれど。
「あんたってさ、実は奏太郎と血が繋がってたりしないわけ?」
「笹崎センパイと?なんすかその恐ろしい質問。あの人と同じ血族とか怖過ぎでしょ」
「ムカつくところがそっくりだから」
冗談でもきついっす、と答える田仲は、どうやら本気で恐ろしいと思っているようだ。
「うちの一年だったら、笹崎センパイと同じ血族なんて泣いて喜びそうっすけど。あいつ笹崎センパイの熱狂的なファンなんで」
「……趣味悪いわね、おたくの一年」



