「……あんた、いつの間にこっち来たのよ」
「ついさっきっす。真木が相手してくれなくなったんで暇で」
特別こっそり動いたつもりもなかったのに、立ち上がっても、ホワイトボードの後ろを通っても、誰も気づいてくれなかったと悲しげな田仲に、「そのまま帰ればよかったのに」と返す逢坂。
「んで、センパイは混じらないんすか?こういうの、嬉々として参加して誰よりも熱く仕切り倒しそうなのに」
「あんたのとこの伏見と一緒にしないでくれる」
「よく伏見センパイのことだってわかったっすね」
逢坂の後ろに積んである段ボールの中身が潰れそうな物でないことを確認した田仲は、そこに背中を預けるようにして立つ。
「あんたのところは、伏見が暑苦しく出しゃばって来ないと会議が進まないのかもしれないけど、うちはみんな優秀だから、あの子達だけで充分話し合いは進むのよ」
「へー、意外っすね。センパイがいないと新聞部って成り立たないのかと思ってました」
逢坂は、後ろを振り返って田仲を睨み付ける。
「ついさっきっす。真木が相手してくれなくなったんで暇で」
特別こっそり動いたつもりもなかったのに、立ち上がっても、ホワイトボードの後ろを通っても、誰も気づいてくれなかったと悲しげな田仲に、「そのまま帰ればよかったのに」と返す逢坂。
「んで、センパイは混じらないんすか?こういうの、嬉々として参加して誰よりも熱く仕切り倒しそうなのに」
「あんたのとこの伏見と一緒にしないでくれる」
「よく伏見センパイのことだってわかったっすね」
逢坂の後ろに積んである段ボールの中身が潰れそうな物でないことを確認した田仲は、そこに背中を預けるようにして立つ。
「あんたのところは、伏見が暑苦しく出しゃばって来ないと会議が進まないのかもしれないけど、うちはみんな優秀だから、あの子達だけで充分話し合いは進むのよ」
「へー、意外っすね。センパイがいないと新聞部って成り立たないのかと思ってました」
逢坂は、後ろを振り返って田仲を睨み付ける。



