「肝心な話をしてなかったよ。ほら、生徒会長の立候補者の話」
言われてみればそうだった。どこかで話が脱線して、そのまま戻ることなく忘れ去っていた。
こういう時、笹崎はギリギリまで本題に戻ろうとしないから、むしろより脱線させてくるから厄介なのだ。話がとても長くなる。
「結局、間違ってるの?間違ってないの?」
「まずは座ったら?椅子引いてあげようか」
こうなると笹崎は座るまで話し出さないし、なんなら本当に執事よろしく椅子を引きに来るので、逢坂は渋々座り直す。
「それで、どうなのよ」
「せっかちはよくないよ、香月ちゃん」
「そうやって時間を無駄に引き延ばすつもりならもう行くからね」
残念そうな顔で切なくため息なんてついてから、「しょうがないな」と零す笹崎。
全てが芝居がかっていて嘘くさく、どこまでが本心なのか読めないところが、逢坂としては腹立たしいし苦手だ。
言われてみればそうだった。どこかで話が脱線して、そのまま戻ることなく忘れ去っていた。
こういう時、笹崎はギリギリまで本題に戻ろうとしないから、むしろより脱線させてくるから厄介なのだ。話がとても長くなる。
「結局、間違ってるの?間違ってないの?」
「まずは座ったら?椅子引いてあげようか」
こうなると笹崎は座るまで話し出さないし、なんなら本当に執事よろしく椅子を引きに来るので、逢坂は渋々座り直す。
「それで、どうなのよ」
「せっかちはよくないよ、香月ちゃん」
「そうやって時間を無駄に引き延ばすつもりならもう行くからね」
残念そうな顔で切なくため息なんてついてから、「しょうがないな」と零す笹崎。
全てが芝居がかっていて嘘くさく、どこまでが本心なのか読めないところが、逢坂としては腹立たしいし苦手だ。



