「あの二人、実は血が繋がっていたりして。顔は似てないから、そうね……父親は同じだけど母親が違うってのはどう?」
「え、お父さんに愛人がいるってことですか!?」
「そうね。二人はお互いに会うこともなく大きくなったけど、まさかの高校で顔を合わせることになったのよ。ただの先輩と後輩だと思っていたけれど、実は半分血が繋がっていた。この衝撃的事実を知って奏太郎は、弟である田仲に生徒会を託すの」
「だ、だから、あんなに適当で不真面目でおよそ生徒会長の器とは思えない人が、立候補を……」
「兄の想いを引き継いで行こうっていう、弟の決意の表れだったのよ」
まさかの感動に打ち震えている外崎に、石田は呆れてため息を零す。
「そんなわけないでしょ。外崎さんは、部長の言うことだからって何でも信じない。部長も、漫画かドラマか知りませんけど影響受け過ぎですよ。何でそうなるんですか」
はっとして我に返った外崎は、「部長はお話を作るのも上手くてさすがです!」と今度は別の意味で感動している。
「まあそれはそれとして、あの二人はなんか似てるから無理!苦手!以上」
“はい、解散”と続きそうな勢いだったが、流石にそれは言わなかった。
「え、お父さんに愛人がいるってことですか!?」
「そうね。二人はお互いに会うこともなく大きくなったけど、まさかの高校で顔を合わせることになったのよ。ただの先輩と後輩だと思っていたけれど、実は半分血が繋がっていた。この衝撃的事実を知って奏太郎は、弟である田仲に生徒会を託すの」
「だ、だから、あんなに適当で不真面目でおよそ生徒会長の器とは思えない人が、立候補を……」
「兄の想いを引き継いで行こうっていう、弟の決意の表れだったのよ」
まさかの感動に打ち震えている外崎に、石田は呆れてため息を零す。
「そんなわけないでしょ。外崎さんは、部長の言うことだからって何でも信じない。部長も、漫画かドラマか知りませんけど影響受け過ぎですよ。何でそうなるんですか」
はっとして我に返った外崎は、「部長はお話を作るのも上手くてさすがです!」と今度は別の意味で感動している。
「まあそれはそれとして、あの二人はなんか似てるから無理!苦手!以上」
“はい、解散”と続きそうな勢いだったが、流石にそれは言わなかった。



