青春の軌跡!

「オレだって関係者じゃないっすか?だってオレの紹介文も作るわけでしょ」

「新聞部員以外は全員部外者に決まってるでしょ。ここをどこだと思ってるのよ、生徒会室じゃないのよ」

逢坂の言葉に続けるように「そういうわけだから」と冷たく言って、石田は問答無用で田仲を立ち上がらせると、ドアを開けて廊下へと放り出す。
おっとっと……なんてわざとらしく体制を崩したふりをしながら廊下に出た田仲は、「つまんないのー」と零した。

「生徒会って、ここにいる人達ほど面白くないんだよね」

「知らないし、そんなの。ここは暇潰しに来る場所じゃないから」

突き放すように言い放って石田がドアを閉めようとすると、田仲が「あ、ねえねえ真木」と。

「ほんとに生徒会に来る気ない?オレが生徒会長ってみんな不安らしいからさ、きっと今からでも立候補するって言えば喜ぶ人多いと思うけど」

どう?と首を傾げて笑みを浮かべる田仲。その笑顔が、どことなく笹崎に似ている気がして、どうにも嘘くさいその笑顔に、やっぱり苦手だなと感じながら

「行くわけない」

石田は冷たく答えてぴしゃりとドアを閉めた。