「部長、伏見先輩は関係ないと思います」
「あれよ、後輩の責任は先輩が取れってやつよ。だから巡り巡って伏見が悪い」
「……さすがに横暴過ぎるかと」
それに、その理論でいったら責任を取るべきは生徒会長である笹崎になるのではなかろうか。
逢坂が伏見に対して横暴で、何かにつけて伏見に因縁を着けたがるのはいつものことだけれど。
「んで、何の話をしてたんだっけ…………ああ、そうだ、この学校はもうすぐ終わるって話をしてたんだ」
「違います部長!いっしー先輩の裏切りの話をしてたんです」
「それも違うから!立候補者の衝撃で本題が飛んじゃったけど、佐々木先生が言っていた校内新聞風の紹介文ってのをどうするか具体的な話を――」
「いやいや違うでしょ。真木が生徒会に立候補するって話をしてたんだよ」
そんな話はしてない!と石田が常にない大声を上げ、「声を荒らげるのはやましいことがある証拠です!」なんて外崎に言われ、「そうだそうだー」なんて田仲の茶々も入り、また部室がにわかに騒がしくなる。
そもそも静かなことの方が珍しい新聞部の部室だが、いつもならば騒がしさを収めるはずの石田が騒ぐ側に回っていることによって、いつもの倍は騒がしい。
「あれよ、後輩の責任は先輩が取れってやつよ。だから巡り巡って伏見が悪い」
「……さすがに横暴過ぎるかと」
それに、その理論でいったら責任を取るべきは生徒会長である笹崎になるのではなかろうか。
逢坂が伏見に対して横暴で、何かにつけて伏見に因縁を着けたがるのはいつものことだけれど。
「んで、何の話をしてたんだっけ…………ああ、そうだ、この学校はもうすぐ終わるって話をしてたんだ」
「違います部長!いっしー先輩の裏切りの話をしてたんです」
「それも違うから!立候補者の衝撃で本題が飛んじゃったけど、佐々木先生が言っていた校内新聞風の紹介文ってのをどうするか具体的な話を――」
「いやいや違うでしょ。真木が生徒会に立候補するって話をしてたんだよ」
そんな話はしてない!と石田が常にない大声を上げ、「声を荒らげるのはやましいことがある証拠です!」なんて外崎に言われ、「そうだそうだー」なんて田仲の茶々も入り、また部室がにわかに騒がしくなる。
そもそも静かなことの方が珍しい新聞部の部室だが、いつもならば騒がしさを収めるはずの石田が騒ぐ側に回っていることによって、いつもの倍は騒がしい。



