「ん?なに?」
二人の視線を受けて、笹崎は笑顔で小首を傾げる。
「いや、別に……。笹崎一人か?」
伏見の問いに、笹崎は笑顔のままでさっと横にずれた。
「透也に、お客さん」
その言葉と共に生徒会室に足音荒く乗り込んで来たのは、逢坂率いる新聞部の面々だった。
「伏見!あんた今日という今日は許さないからね」
びしっと伏見を指差して睨み付ける逢坂の斜め後ろで、外崎もまた険しい表情をしている。更にその後ろには、何とも言えない顔で立ち尽くす石田がいた。
「また因縁つけに来たのか」
「因縁じゃない!抗議しに来てんのよ」
「後輩を無理矢理引っ張ってか?」
「全員自分の意思で来てるに決まってるでしょ!」
「どうだかな」
今にも噛み付かんばかりの逢坂と、それを真っ向から受け止めてやり合う伏見。挨拶代わりの言い争いがひと段落したところで、「まあまあ二人共」と笹崎が声をかけた。
「香月ちゃんも透也も一旦落ち着いて」
「俺は落ち着いている」
「私だって落ち着いてるわよ!」
二人の視線を受けて、笹崎は笑顔で小首を傾げる。
「いや、別に……。笹崎一人か?」
伏見の問いに、笹崎は笑顔のままでさっと横にずれた。
「透也に、お客さん」
その言葉と共に生徒会室に足音荒く乗り込んで来たのは、逢坂率いる新聞部の面々だった。
「伏見!あんた今日という今日は許さないからね」
びしっと伏見を指差して睨み付ける逢坂の斜め後ろで、外崎もまた険しい表情をしている。更にその後ろには、何とも言えない顔で立ち尽くす石田がいた。
「また因縁つけに来たのか」
「因縁じゃない!抗議しに来てんのよ」
「後輩を無理矢理引っ張ってか?」
「全員自分の意思で来てるに決まってるでしょ!」
「どうだかな」
今にも噛み付かんばかりの逢坂と、それを真っ向から受け止めてやり合う伏見。挨拶代わりの言い争いがひと段落したところで、「まあまあ二人共」と笹崎が声をかけた。
「香月ちゃんも透也も一旦落ち着いて」
「俺は落ち着いている」
「私だって落ち着いてるわよ!」



