自分が生徒会長の器でないことは石田自身が一番よくわかっているし、笹崎の後任というプレッシャーに打ち勝つ自信もない。
それになにより、生徒会に入るということは、新聞部に対する裏切りのような気がしてならない。
きっと、逢坂の“打倒生徒会”の教えが染み付いているためだろう。
「でもさ、考えてもみなよ。このまま行ったらもうなくなるしかない新聞部だけど、真木が生徒会に入ったら、そこで新聞部の立て直しを計るっていう手があるよ」
確かに、いち生徒として出来ることは少ないが、生徒会役員であれば出来ることが増える。
そんなことは考えもしなかった石田だが、ここで変に反応を示すとまた面白がって遊ばれそうなので、ここは一旦田仲から視線を外すことにする。
しかし前を向いたら向いたで、じと目でこちらを見ている外崎と目が合った。
「……いっしー先輩、新聞部を裏切る相談ですか。それも部長の目の前で」
「いや、違うから!」
「部長は深く悲しんでおられます」
「あれはたぶん、田仲くんが生徒会長っていう衝撃からまだ抜け出せてないだけだと思う……」
それになにより、生徒会に入るということは、新聞部に対する裏切りのような気がしてならない。
きっと、逢坂の“打倒生徒会”の教えが染み付いているためだろう。
「でもさ、考えてもみなよ。このまま行ったらもうなくなるしかない新聞部だけど、真木が生徒会に入ったら、そこで新聞部の立て直しを計るっていう手があるよ」
確かに、いち生徒として出来ることは少ないが、生徒会役員であれば出来ることが増える。
そんなことは考えもしなかった石田だが、ここで変に反応を示すとまた面白がって遊ばれそうなので、ここは一旦田仲から視線を外すことにする。
しかし前を向いたら向いたで、じと目でこちらを見ている外崎と目が合った。
「……いっしー先輩、新聞部を裏切る相談ですか。それも部長の目の前で」
「いや、違うから!」
「部長は深く悲しんでおられます」
「あれはたぶん、田仲くんが生徒会長っていう衝撃からまだ抜け出せてないだけだと思う……」



