外崎は口を開けて何か言おうとしたが、言葉が出て来ないのか、それとも言っても無駄な気がして迷っているのか、しばし黙った末に口を閉じて石田の方を見た。
「いっしー先輩、あたしはもうお手上げです。あとのことは頼みます」
「え?頼むって、何を……」
外崎は諦めたように息を吐いて自分の定位置に向かうと、力なく腰を下ろして項垂れ、逢坂とほとんど同じポーズになった。
そんな二人を交互に眺めて、石田は途方に暮れる。
頼むと言われても、自分は一体何を頼まれたのかがわからない。直近の外崎の行動からして、田仲に何か物申して欲しいのかもしれないが、彼の心に突き刺さるような言葉など石田には思い付かない。
とりあえず、石田も自分の席へと戻って腰を下ろす。
「真木も、オレじゃ会長は無理だって思ってる?」
聞こえた声に視線を向ければ、田仲が面白がるような表情で石田を見ていた。
「……無理かどうかは僕にはわからないけど、本当にやれるのかとは思ってる」
「それって、ほとんど無理って言ってるのと同じじゃん」
そう言って、田仲が笑う。
「いっしー先輩、あたしはもうお手上げです。あとのことは頼みます」
「え?頼むって、何を……」
外崎は諦めたように息を吐いて自分の定位置に向かうと、力なく腰を下ろして項垂れ、逢坂とほとんど同じポーズになった。
そんな二人を交互に眺めて、石田は途方に暮れる。
頼むと言われても、自分は一体何を頼まれたのかがわからない。直近の外崎の行動からして、田仲に何か物申して欲しいのかもしれないが、彼の心に突き刺さるような言葉など石田には思い付かない。
とりあえず、石田も自分の席へと戻って腰を下ろす。
「真木も、オレじゃ会長は無理だって思ってる?」
聞こえた声に視線を向ければ、田仲が面白がるような表情で石田を見ていた。
「……無理かどうかは僕にはわからないけど、本当にやれるのかとは思ってる」
「それって、ほとんど無理って言ってるのと同じじゃん」
そう言って、田仲が笑う。



