青春の軌跡!

「てことは、愛梨もその選挙用の写真撮影が残っている感じか。他に何か押し付けられている雑用は?」

「今のところはないですね。あたしもまだ資料見れてないので、誰の写真を撮ればいいのかすら把握していません」

後輩二人の報告を聞いたところで、逢坂はひとまず佐々木に視線を移す。

「先生の方からは何かありますか?」

逢坂に振られ、石田と外崎の視線も受けて、佐々木は「えっとじゃあ」と遠慮がちに口を開く。

「久し振りに現れて口を出すのもどうかと思ったんだけど、せっかく逢坂さんが機会をくれたから僕から一つ。生徒会選挙の紹介文のことなんだけど、笹崎くんからは廊下に貼り出す候補者のポスターを、写真と紹介文付きの物にしたいって頼まれていたと思うんだけど、せっかく新聞部が作るんだし、校内新聞風に作ってみるのはどうかなと思うんだ」

「校内新聞風……ですか?」

石田が気になった言葉を繰り返して首を傾げると、佐々木が笑顔で頷く。