“SNSに書かれてた内容見たか?生々しかったけど…不倫してるんやろな…とは思ってたわ”

“怪しかったもんねー、仲良すぎたもん”

“朝日がはじめの方に関係やめようって何度も大矢さんに伝えてたらしいけど、それをしたら俺何するか分からんよって脅してたらしいよ”

“あの人、ずっと朝日さんのこと狙ってたもんね。いい女やーとか、抱きたいわとか、平気で言ってなかった?”

“この会社…男多いから平気でセクハラがまかり通ってたんよ”

“愛してるとか言ってたらしいけど、ただ単に性のはけ口にしてただけやんね”

“大矢さん、不倫が会社にバレたらどうすんのって石田さんに何回も聞かれたらしいんやけど、バレてもいいって開き直ってたんやって”

“朝日と別れてから、奥さんも再出発しようって思ってたはずやのに、大矢さん、裏では朝日のSNS見てたとか、情けなくない?”

大矢が1ヶ月の休みを経て、会社に出社した時には、もう誰からも挨拶をしてもらえなければ、声をかけてすらもらえなかった。

みんなから慕われ、信頼されいていた男の地獄の始まりだった。