そして、ギャップはいい意味だけじゃない。
前まではもっと雰囲気は柔らかくて、明るくてすぐに笑ってくれた。
だけど、今蒼から発せられるのは冷たいオーラ。誰も寄せ付けないと決めているような、冷たいオーラだ。
(いつも1人でこうしているの・・・?)
友達はいるのかな。寂しくないのかな。
もしも、友達がいないのなら、寂しい思いをしているのなら、私が癒してあげたい。
思い出すのは、あの時別れた道。
すぐに引っ越すから、と近くの中学の入学式には参加せずにいた。
だから、蒼が入学式から帰ってきて、私は蒼のお家にお邪魔させてもらった。
それが、引っ越す前の私と蒼の時間だった。
だけど、私は、「またね」とか、「元気でね」とか、「お手紙書くね」とかそういう類のものを一つも言えなかった。
蒼と離れるのはとても寂しいし、悲しい。だけど、何かが胸につっかえて、何も言えなかった。
平静を装うと他愛のない話ばかりして、一番大事なことを伝えるのを忘れていた。
蒼は、そんなこと全部忘れてしまっているかもしれない。
だけど、私はいつまでも忘れない。
蒼との記憶は、大切に大切に、私の中に仕舞ってある。
だから、私はずっと蒼のことばっかり見てきた。
前まではもっと雰囲気は柔らかくて、明るくてすぐに笑ってくれた。
だけど、今蒼から発せられるのは冷たいオーラ。誰も寄せ付けないと決めているような、冷たいオーラだ。
(いつも1人でこうしているの・・・?)
友達はいるのかな。寂しくないのかな。
もしも、友達がいないのなら、寂しい思いをしているのなら、私が癒してあげたい。
思い出すのは、あの時別れた道。
すぐに引っ越すから、と近くの中学の入学式には参加せずにいた。
だから、蒼が入学式から帰ってきて、私は蒼のお家にお邪魔させてもらった。
それが、引っ越す前の私と蒼の時間だった。
だけど、私は、「またね」とか、「元気でね」とか、「お手紙書くね」とかそういう類のものを一つも言えなかった。
蒼と離れるのはとても寂しいし、悲しい。だけど、何かが胸につっかえて、何も言えなかった。
平静を装うと他愛のない話ばかりして、一番大事なことを伝えるのを忘れていた。
蒼は、そんなこと全部忘れてしまっているかもしれない。
だけど、私はいつまでも忘れない。
蒼との記憶は、大切に大切に、私の中に仕舞ってある。
だから、私はずっと蒼のことばっかり見てきた。

