休日。


私と蜜くんはお互いに同じアパートに住むお隣さん同士のため、休日はどちらかの家で過ごすことが多い。



まぁ、大体私が蜜くんのお家に押しかけてるんだけど…。



とゆうことで今日も安定に蜜くんのお家に行こうと思います。


スリッパを履いて自分の家の玄関をでるとすぐに隣の玄関のインターホンを押す。



ピンポーン



無機質な音が鳴り終わって1分後くらいに、




｢…はい。｣



玄関のドアが開いて寝起きとは思えないほどのキラキラフェイスの蜜くんが現れた。



｢おはよう蜜くん、遊びに来ました。｣


｢はーー。お前ほんと毎週毎週飽きないね。｣


｢蜜くんとの時間に飽きることなんて無いから！｣




心底面倒くさそうな顔をている一方で、私に入れと言うように玄関のドアを開けておいてくれる蜜くん。


その些細な優しさにもキュンとしてしまう。



｢お邪魔します…！｣