すでに――すでに姉上は、私が封じ込めた。
この村の南に、私の鈴と一緒に、お眠りいただいた。しばらく姉上は、なにを感じることもないだろう。
いったい姉上は、この地でなにを強要されたのだろう。
死したはずの姉上が、なにゆえいまだに動くことが叶うのだろう。
まったく、得心がいかない。
姉上の亡霊の正体が、まったくわからない。
しかし。
姉上――貴方がこの地に身を捧げたこと、貴方がまだこの地を守らなければならない道理、貴方がわたくしに敵対なさった事実、すべてが異常に過ぎなかったのです。
「妹巫女よ……」
横にやってきた六条殿が、肩に手を置いてきた。
彼はいつのまにか、ひたいの眼を閉じてしまっている。
円い丸い、青々とした眼球。
そういえば彼は、藍や青が好きだと言っていた。とても納得がいく。
この村の南に、私の鈴と一緒に、お眠りいただいた。しばらく姉上は、なにを感じることもないだろう。
いったい姉上は、この地でなにを強要されたのだろう。
死したはずの姉上が、なにゆえいまだに動くことが叶うのだろう。
まったく、得心がいかない。
姉上の亡霊の正体が、まったくわからない。
しかし。
姉上――貴方がこの地に身を捧げたこと、貴方がまだこの地を守らなければならない道理、貴方がわたくしに敵対なさった事実、すべてが異常に過ぎなかったのです。
「妹巫女よ……」
横にやってきた六条殿が、肩に手を置いてきた。
彼はいつのまにか、ひたいの眼を閉じてしまっている。
円い丸い、青々とした眼球。
そういえば彼は、藍や青が好きだと言っていた。とても納得がいく。

