「思ったより早く荷物の片付けも終わったし。 じゃあ、家族の交流を深めるために、みんなでゲームでもしようか」 と昴が言い出した。 いそいそとボードゲームを出してくる。 そういうので盛り上がるのもいいかと一彩は思ったのだが、何故か浩司はヤバイ、という顔をしていた。 「どうしたんですか?」 と訊く前に手際の良い彰宏が支度を整え、リビングのラグの上で、大人しかいないボードゲーム大会がはじまった。