「へー、それで昨日はピザを食べたの?
いいわね。
イケメンとピザ」
月曜の昼、社食で令美にそんなことを言われる。
そこは、ビールとピザじゃないのですか、と思いながら、一彩は訊いていた。
犬と遊んで帰ると、もうみんなは食べ終わっていたのだが、晩ご飯にまた焼いてくれた。
「そのまま、ピザ窯で肉を焼いて」
へー、いいわね、とまた令美は繰り返す。
「昴さんがもらってきてたヤギも焼いて」
「ヤギ!?
丸焼き!?」
「……違いますよ」
そこまで窯デカくないです。
そして、昴さん、生きたヤギを連れて帰ってきたわけでもないです、
と一彩は言う。



