「私と浩司さんの愛なんて、最初からなかったのよっ」 まあまあ、と一彩たちは慰める。 「愛はきっと、黒須のもとにありますよ」 と言って、カップを手に令美の後ろを通っていた黒須に、なにっ? と振り返られる。