「……お母さん、私、お父さんって見たことないんだけど」 ええっ? という顔を母以外の三人がする。 母は、昴を手で示して言った。 「あなたの―― お父さんかもしれない昴さん」 「そこ、ハッキリしてっ」 と浩司と二人、叫んでいた。