「オレ、今年の文化祭で出店するのを目標にしたッス!」

「いいね…!」

「1人でも多くの人に、たこ焼きのすばらしさを伝えるッス!」

「すごくいい目標。絶対、食べに行くよ!」

「あざっす!」





魔法文具って、素敵。
人をこんなにキラキラさせることができるんだ。


でもこんなにキラキラ輝けるのは、本人の努力が前提としてあるからだ。
魔法文具は、ほんのすこし背中を押しただけ。


わたし、もっとみんなの力になりたい。背中を押したい。
そう思えるのは、魔法文具に囲まれているから?
それとも——わたしの心の中の魔法?わたし自身の強さ?


それがわかるのは、きっと——わたし自身が、もっと前に進めたとき。