私とノエルさんが左右から走り出し、魔王を囲む。 「おおっ?」 「大人しくしててもらうぞ…!!」 その間にグリスが真正面から魔王にしがみつき、その両手を拘束した。 魔王は目を細めて唇の端をつり上げる。 「ほぉ?命知らずよなぁ」 「ぐはっ__!!?」 足を振り上げてグリスを蹴り上げる魔王。 ゴロゴロと転がり吹き飛ばされていく。 __一瞬の隙。 「はあぁぁぁ!!!」 「火炎魔法ーー!!!」 私が剣で、ノエルさんが魔法で魔王を攻撃した!