少女は仲間と“魔王”を倒す!


 私の呟きにエトさんが、グリスが、レウロさんが、ノエルさんが頷いた。


 ***

 朝がやって来たのは、それから数時間後。

 全員が少しだけ寝不足気味の顔で集合したとき、先に起きていたケントさんが真剣な面持ちでラジオを聞いていた。


 「皆、春島が大変なことになってるみたいだぞ…!」


 私達に気づくなり、慌てた様子でラジオのボリュームを上げる。

 ラジオからは僅かなノイズの音と共にこんな放送が流れていた。


 『こちら、春島から緊急放送です!!』