その結果、少しずつではあったけど団長さんのケガは回復していった。 *** 「…さっきは、恥ずかしいところを見られちまったなぁ……」 団長さんが地べたに座り、力無く笑っている。 その手は、まだ完全には塞がっていないケガを押さえていた。 エトさんは団員さん達に張ってもらったテントで横になっている。 魔法を限界まで使って疲れたらしい。 魔力が回復したら、また団長さんの治療を始めると言っていた。