少女は仲間と“魔王”を倒す!


 「これで、最後__!」


 断末魔のような雄叫びと共に、最後の一体が倒れていく。

 辺りが静寂を取り戻し、私とグリスがエトさん達の元へと駆け寄った。


 「皆さん、ケガは!?あったらエトさんに言って下さいね!」


 「まぁそうだけど、もう少し言い方ないの?」


 私とエトさんのやり取りに全員が笑う。

 どうやら、ケガをしている人はいないみたいだった。

 街に逃げた魔物もいない__けれど。