少女は仲間と“魔王”を倒す!


 「何をしている!早くそいつらを殺せ!」


 教団の一人が声を荒げる。

 けれど、その言葉に動き出す人は誰もいなかった。


 「おい!聞いているのか!?早く奴らを__」


 「うるせぇ!!」


 「__!!?」


 団長さんの一喝で押し黙る教団。

 団長さんはレウロさんを見つめて、ひどく優しげな顔をした。


 「…レウロ、よく言ってくれた」


 「団長…?」


 「そうだよな、こんなことはしちゃいけねぇ…。この手を血で汚す前に、気づけて良かった」


 団長さんがニカッと笑う。