少女は仲間と“魔王”を倒す!


 「聴力、上昇魔法…!」


 レウロさんが唱えると、何も聞こえなかった団長さん達の会話が耳に聞こえてきた。


 「スゴいな、レウロ」


 「これもサポート系の魔法だね、得意なんだ?」


 「えへへ…昔からこういうのだけは得意なんだ」


 「よし、しばらくは隠れて話を聞いてみよう」


 私達は茂みに隠れて息を潜める。

 団長さんはアゴに手をあてながら教団の話を聞いていた。