少女は仲間と“魔王”を倒す!


 「っ…!何かあったんですか…?」


 「あそこ…また魔物信仰の教団が来てる……!」


 レウロさんが一方向を向いて唇を噛みしめる。

 そこには黒いローブに身を包んだ人間が三人。

 彼らは、髭を生やした大柄な男性と話をしているみたいだ。


 「もしかして…あの髭のおじさんが団長?」


 ひそひそ声で話すエトさんに、レウロさんが頷く。


 「団長さん、教団の人達と何か話してるみたいですね…ここからじゃ声、聞こえませんけど…」


 「ボクに任せて」


 レウロさんがその場で手をかざす。