「シスター…?」 呟いた瞬間、弾かれたように走り出したエトさんを、少し遅れて追いかける。 「エトさんっ!どうしたんですか!?」 曲がり角を右に曲がる。 路地裏へと入り、開けた場所に着いたとき、エトさんが足を止めた。 その場所には、何も無ければ、誰もいない。 「……………」 その場で立ち尽くすエトさんに声をかける。 「あの……エトさん…?」 「…シスターが…いたような、気がしたんだ」