「ミルク味、美味しいです…!エトさんは何を頼んだんですか?」 「トウモロコシ味」 「…トウモロコシ好きすぎません?」 エトさんの奢りで様々な料理に舌つづみを打ち、お店を出る頃には辺りは夕焼けに染まっていた。 「ごちそうさまでした、エトさん!」 「別にいいよ。…久しぶりにノエルを思い出したな」 「私も、兄がいたらこんな感じかなと思いました」 夕暮れの中を揃って歩いていると、急にエトさんが立ち止まった。 「…エトさん…?」