少女は仲間と“魔王”を倒す!


 差し出された器を受け取り、エトさんのスプーンを借りる。

 スープをすくい取り、口にした。

 …うん。

 甘くて冷たくて、とても美味しい。


 「こっちもスゴく美味しいです…!」


 「だよね。どうせだからデザートも頼もうか」


 「良いんですか…!?」


 私の目に輝きが増していく。

 エトさんは初めて見るような、柔らかな笑みを浮かべて頷いた。

 夏島の名産だというジェラートを二人で食べる。