おばちゃんと別れてテラスで2人で夕焼けを見る

なんだか久しぶりなような気もすれば

まるで毎日のように見てきたような安心感もある

隣にちーちゃんがいる喜びと安心感を同時に感じる

「ねえ、なんか懐かしいね、でも、まだあれから半年も経ってないんだよ」

ふと隣でちーちゃんがそう言って笑う

「たしかに、まだそんなに経ってないんだ」

言われてみれば初めて2人でこのテラスに来たのも、ちーちゃんと幼なじみだって知ったのも

まだ夏の始まりだった

今はまだ夏の終わり、まだ夜になるとやっと過ごしやすい程度の日常

そう考えたらかなり濃い時間を過ごしてきたんだと思う

転校してきてまだ半年も経っていないのだから

なんて思いながらもやっぱりこの場所は落ち着く

そんな時だった

パシャッ

突然シャッター音が真後ろから聞こえてきた