報復を最愛の君と

カナタに部屋に連れられてから、昼食をとり宿題を終わらせた。


私は国を学ぶため、お父様に王立イコロ学園に入れられた。


もちろん私が国の姫であることは知られてはいけないから、学園では平民として過ごしてる。


本名も使わず、偽名で過ごしている。


ちなみに偽名は、ウイ・エアニという。


もちろんエアニ家なんていうのは存在しない。


平民を偽るというのは、苦労が多いのだ。


イコロ学園は秀才学園である。


貴族がほとんどを占め、平民などごくわずか。


学問を学べる平民がわずかであるためだ。


貴族達は普段から勉学に励んでいるため、入学試験も問題ない。


それから学園の貴族達には、平民が学園に通うのが気に入らないと言う者もいる。


そのため平民は、貴族達にいじめを受けやすい。


私も平民として過ごしているので、例にもれずいじめられている。


まあ、無視される程度だけど。


「はぁ…。集中力切れたし、バルコニーにでも行こうかな」


他の課題をやろうと思ったが、集中力がないんじゃ仕方がない。


そうつぶやいて、私は部屋を出ていった。