報復を最愛の君と

初めは、人間ばかりだった世の中。


今では人間が3割、能力者が6割、聖女が1割。


能力が存在することが、当たり前になった世界。


そんな時代には遅れている、2つの国がありました。


イコロ国とカント国。


別名、人間主義国と言われている。


生まれてくる子が人間であることを望み、能力者だった場合は即座に処刑する。


そのくせ治癒(ちゆ)の能力を持つ聖女は、王宮で過ごすことを許され保護される。


自分を中心としか考えられない人間なんて大嫌い。


消えてしまえ、こんな世界なくなってしまえ。


そう、いつも思っている。