報復を最愛の君と

そう言うと、男の人と女の人はいつの間にか消えていた。


スッと消えていった感じ。


どこにいったのかも、まるでわからなかった。


能力者…?


一瞬そんなことを思ったけれど、きっと違う。


この国に能力者が入ることは禁止されているのだから。


「さてと。俺も戻るかー」


その言葉にハッとする。


ここにいたとバレてはいけない気がする。


私は急いで、その場から逃げるようにして去った。