朝の教室
窓から差し込む光がまぶしくて
それだけで少しだけ、気持ちが落ち着いた気がした
でも
本当の理由は、もうわかってる
「……おはよ」
いつもの席に座る前に
菜亜が、すこしだけ声のトーンを落として言った
「おう」
それだけの返事なのに
悠の声を聞いた瞬間
菜亜の胸はすっと軽くなった
いつの間にか
“今日もちゃんと話せるか”なんて
気にしてる自分がいる
でも
悠はいつも通りだった
そっけなくて
ぶっきらぼうで
でも、たまにだけ
ものすごく、優しい
昨日の
「見せてやってもいいけどな」って言葉が
頭の奥にこびりついたまま、消えない
その日の昼休み
「なあ、今日委員会だろ?」
そう声をかけてきた悠に
菜亜はうなずいた
「うん、一緒に行こ?」
「……別に、いちいち誘わなくても行くし」
でも
その一言のあとに続いた声が
少しだけ優しかった
「……ま、どうせお前ひとりで行くの不安だろ」
「……っ」
予想してなかった
そのフォローに
心臓が、また、騒ぐ
会議室までの廊下
ふたりで歩いてるだけなのに
隣を歩くこの人が
たまらなく、特別に思えた
たった数週間前
名前すら知らなかったはずなのに
今はもう
この距離が“普通”になってる
不思議だなって思った
この気持ちが少しずつ、確かに...確信に変わってる気がする
窓から差し込む光がまぶしくて
それだけで少しだけ、気持ちが落ち着いた気がした
でも
本当の理由は、もうわかってる
「……おはよ」
いつもの席に座る前に
菜亜が、すこしだけ声のトーンを落として言った
「おう」
それだけの返事なのに
悠の声を聞いた瞬間
菜亜の胸はすっと軽くなった
いつの間にか
“今日もちゃんと話せるか”なんて
気にしてる自分がいる
でも
悠はいつも通りだった
そっけなくて
ぶっきらぼうで
でも、たまにだけ
ものすごく、優しい
昨日の
「見せてやってもいいけどな」って言葉が
頭の奥にこびりついたまま、消えない
その日の昼休み
「なあ、今日委員会だろ?」
そう声をかけてきた悠に
菜亜はうなずいた
「うん、一緒に行こ?」
「……別に、いちいち誘わなくても行くし」
でも
その一言のあとに続いた声が
少しだけ優しかった
「……ま、どうせお前ひとりで行くの不安だろ」
「……っ」
予想してなかった
そのフォローに
心臓が、また、騒ぐ
会議室までの廊下
ふたりで歩いてるだけなのに
隣を歩くこの人が
たまらなく、特別に思えた
たった数週間前
名前すら知らなかったはずなのに
今はもう
この距離が“普通”になってる
不思議だなって思った
この気持ちが少しずつ、確かに...確信に変わってる気がする



